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洗濯機は実はカビだらけ!

日々欠かすことができない作業と言えば衣服の洗濯。
その際には衣服が綺麗になるかどうかばかりが気になってしまうものですが、時には洗濯機自体の汚れも気にしなければいけません。
洗濯機は洗浄する為の機器ですし、洗濯をする際には洗剤も入れていますから綺麗なはずだとイメージされている方も多いことでしょう。

ところが洗濯機は時折メンテナンスをしてあげないとカビが生えてしまうことがあるのです。
汚れた洗濯機で汚れた洗濯物を洗うのは本末転倒なことでもありますから、たまには洗濯機自体について注目してみることをおすすめします。

なお、カビが生えていると何らかの症状が出てしまうのですが、例えば脱水時に異様な音がしたり水が溜まらない、洗ったはずの衣類から臭いがするなどが挙げられます。
特に洗ったはずの衣類が臭く感じてしまう経験をされた方は多いのではないでしょうか。
イマイチすっきり綺麗になっている感じがせず気持ちが良くないものです。

そうした症状はカビが原因になっていることもありますから、サインを見逃さずにしっかりと対策を行うことが大切です。

カビ対策の方法ですが、過炭素ナトリウムで洗浄するやり方があります。
これは酵素系漂白剤であり、へどろのように付着したカビもしっかりと除去することができます。
なお、市販されている洗濯槽クリーナーの中には塩素系漂白剤もあるのですが、塩素系ですとあまり汚れを落とすことはできませんので注意した方が良いでしょう。
カビ臭さに関しても除去能力が高くありませんから、すっきり綺麗にすることは難しいのです。

過炭素ナトリウムを使用する際のコツがありますが、それはお風呂の残り湯のような高温のお湯を使用することです。
40度くらいのお湯を使うことによって酵素の働きをアップさせることができますので、より効果的に洗浄することができるのです。

洗浄する際の洗濯機の設定ですが、排水してしまっては意味がありませんから、まずは「洗い」の設定だけで洗浄をします。
その後は酵素の働きでどんどん汚れが落ちるはずですので3時間程度放置しましょう。

放置した後は再度、「洗い」で汚れを剥がし取り、最後に通常の洗浄コースを設定して仕上げを行います。
もし汚れがまだ気になる時には再度洗浄コースを行うのも良いでしょう。
洗浄後は残りかすが底面などに残留することがありますので、ティッシュなどで拭きとっておきます。

こうした洗浄を定期的に行うようにすればいつも綺麗な洗濯機で快適な洗濯ができます。