2016年11月

エアコンのガス漏れとは?

エアコンをつけても風は出てくるのにまったく冷えない、エアコンの熱交換器に霜が付着している、室外機の細いパイプに霜がついている、このような症状がみられる場合には、エアコンのガス漏れが原因かもしれません。

そもそもエアコン内には吸い込んだ空気を冷やすために、冷媒となるガスが存在します。これはフロンガスというもので、地球温暖化の原因となっているものとして知られています。このフロンガスがエアコン内を循環することで取り込んだ空気を冷やしたり、温めたりしています。
エアコンをつけても、室内の温度が変わらなかったり、適切な温度調節が行われない場合は、エアコンのガス漏れが起こっている可能性があり、エアコンのガス漏れとはこの冷媒ガスが漏れだしている状態を指します。
それではエアコンの冷媒ガスが漏れる原因とはいったいなんなのでしょうか。

エアコンのガス漏れの原因の一つ目には、取り付け工事時のミスがあげられます。
これは取り付け時の作業になんらかのミスがあった時に発生し、作業後数日で症状が出ることもあれば、数年たって症状がでる場合もあります。もし取り付けてすぐに、エアコンの温度調節機能に故障が見られる場合は、工事を行った業者に一度連絡してみると良いでしょう。

次にエアコン内のバルブ不良であることも考えられます。
エアコンを取り付ける時に、バルブを開いて配管内に冷媒ガスを送ります。
エアコン運転時にバルブのパッキンが劣化すると、そこからガスが漏れだすことになります。

そして配管が腐食していることも考えられます。
エアコンの配管は原則として、一度取り外してしまうと交換した方が良いのですが、移設の度に交換するのは費用がかかります。そこで使い回してしまうことも多いのですが、何年も使い続けると配管が劣化し、腐食することで穴が開き、ガスが漏れることもあります。

もしもガス漏れが起きてしまった場合には、修理をするか買い替えるか、状況によって判断する必要があります。

ほこりが原因で我が子がアレルギーに?

家の中には多くのアレルギーを引き起こす物質が隠れていることがあります。
それに気づかずに生活していると、知らない間に我が子の体にアレルギー物質が取り込まれてしまい、アレルギーを発症してしまう原因になってしまうのです。

アレルギーを引き起こすとされているものの中にハウスダストがあります。
ハウスダストはほこりやカビなど汚れが混ざったものですが、赤ちゃんの体内にハウスダストが入り込むと、赤ちゃんの免疫系が成立する前に、身体がハウスダストに対して過剰な反応を引き起こしてしまい、ハウスダストアレルギーを発症してしまいます。

掃除を怠ると、ハウスダストは家中の至るとことに発生してしまいますが、エアコンは特に溜まりやすい場所です。掃除をしないで放置したままのエアコンを使っていると空気中にハウスダストが含まれてしまい、呼吸とともに赤ちゃんの体内にも入り込んでしまいます。エアコンを使用しない春や秋にはエアコン内にどんどんホコリがたまっていき、ホコリのかたまりが花粉などのアレルゲン物質を吸着することでハウスダストが溜まっていきます。エアコンを使用しない季節でも定期的に掃除することが大切です。

また赤ちゃんは住環境の変化に非常に敏感で、季節の代わり目などは気を抜くとすぐに体調を崩してしまいます。そのため赤ちゃんのいる家庭は温度や湿度などの住環境の調節が大事で、健康でいるためには快適な状態を保つ必要があります。
エアコンは部屋の温度や湿度を一定に保つ上で必須のものなので、きれいにして使用することが大切です。

生活していく中ではどうしても菌とはある程度共存していかなければいけませんし、除菌しすぎは免疫力低下につながることもあるので過剰な心配はかえって逆効果になることもあります。かと言って、アレルギーは一度発症してしまうと、一生に病気になる可能性もある厄介な病です。

目に見えるほこりは取り除くようにし、エアコンなど空調も確認することが大切です。

洗濯機は実はカビだらけ!

日々欠かすことができない作業と言えば衣服の洗濯。
その際には衣服が綺麗になるかどうかばかりが気になってしまうものですが、時には洗濯機自体の汚れも気にしなければいけません。
洗濯機は洗浄する為の機器ですし、洗濯をする際には洗剤も入れていますから綺麗なはずだとイメージされている方も多いことでしょう。

ところが洗濯機は時折メンテナンスをしてあげないとカビが生えてしまうことがあるのです。
汚れた洗濯機で汚れた洗濯物を洗うのは本末転倒なことでもありますから、たまには洗濯機自体について注目してみることをおすすめします。

なお、カビが生えていると何らかの症状が出てしまうのですが、例えば脱水時に異様な音がしたり水が溜まらない、洗ったはずの衣類から臭いがするなどが挙げられます。
特に洗ったはずの衣類が臭く感じてしまう経験をされた方は多いのではないでしょうか。
イマイチすっきり綺麗になっている感じがせず気持ちが良くないものです。

そうした症状はカビが原因になっていることもありますから、サインを見逃さずにしっかりと対策を行うことが大切です。

カビ対策の方法ですが、過炭素ナトリウムで洗浄するやり方があります。
これは酵素系漂白剤であり、へどろのように付着したカビもしっかりと除去することができます。
なお、市販されている洗濯槽クリーナーの中には塩素系漂白剤もあるのですが、塩素系ですとあまり汚れを落とすことはできませんので注意した方が良いでしょう。
カビ臭さに関しても除去能力が高くありませんから、すっきり綺麗にすることは難しいのです。

過炭素ナトリウムを使用する際のコツがありますが、それはお風呂の残り湯のような高温のお湯を使用することです。
40度くらいのお湯を使うことによって酵素の働きをアップさせることができますので、より効果的に洗浄することができるのです。

洗浄する際の洗濯機の設定ですが、排水してしまっては意味がありませんから、まずは「洗い」の設定だけで洗浄をします。
その後は酵素の働きでどんどん汚れが落ちるはずですので3時間程度放置しましょう。

放置した後は再度、「洗い」で汚れを剥がし取り、最後に通常の洗浄コースを設定して仕上げを行います。
もし汚れがまだ気になる時には再度洗浄コースを行うのも良いでしょう。
洗浄後は残りかすが底面などに残留することがありますので、ティッシュなどで拭きとっておきます。

こうした洗浄を定期的に行うようにすればいつも綺麗な洗濯機で快適な洗濯ができます。

家電リサイクル法とは

家電リサイクル法について、皆さんも耳にしたことがあるかと思いますが、詳しい内容をご存知でしょうか。
これは自宅にある家電製品を処分する際に、知っておく必要がある法律です。

家電リサイクル法は、一般家庭や事業所などから排出された家電製品をリサイクルして、廃棄物を減少し、資源の有効活用を推進するために出来た法律で、正式には「特定家庭用機器再商品化法」と言います。
リサイクルの対象になる家電製品は、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣料乾燥機です。

この法律が出来る以前は、廃棄物は各市町村が一括して収集し、処理も行っていましたが、家電製品によっては処理が難しいものも多く、また、リサイクルできる資源も活かせないまま処分していたので、1998年にこの法律が制定され、2001年に施工、以降追加事項や値下げなど改正されて今日に至ります。


実際にリサイクル法の対象になっている家電製品を廃棄する場合、どのような手続きが必要になるのかご紹介します。

リサイクル法の対象の家電製品を廃棄する際は、まず、廃棄する家電を購入した店か買い替え商品を購入する店で依頼することになります。
家電を購入したお店が分からなくなっている場合や、近くにお店が無い場合は自治体に相談することも可能です。
お店や自治体に廃棄を依頼する場合は、相手側に収集・運搬料金を支払う必要があります。
他にも、自分で直接最寄りの指定取引場所に持ち込むことも可能です。
指定取引場所は全国各地にあるので、住んでいる場所によってはお店より近いこともあるでしょう。

支払う際には、リサイクル券が必要です。
大手家電量販店等によってはお店の方でリサイクル券の手続きを行ってくれるケースもありますが、基本的にリサイクル券は郵便局で購入し、手数料も支払うようになっています。
お店に依頼した場合でも、家電リサイクル券の控えは受け取りましょう。

リサイクル料金は、製品別だけではなく、製造メーカーによっても異なるので注意が必要です。
また、家電リサイクル法で対象になっている家電製品でも、対象外になっているものもあるので、事前にきちんと調べましょう。
家電リサイクル券センター(略称RKC)のホームページに、詳しい料金一覧等も掲載されています。

郵便局で料金を支払ったら、リサイクル券を廃棄する家電製品に貼り付けます。
貼り付け場所も製品別に指定されているので、きちんと調べてから正しい場所に貼り付けましょう。

引越しで要らないものがたくさんあるときは

引越しをする時というのは、要らないものを処分するチャンスでもあります。

何も考えずにすべてのものを新居に持って行くというのは、それはそれで手間のかからない方法なのですが不要なものを新居に持って行ってから処分をするのは手間がかかってしまいますし、引越し料金が増えてしまう可能性もありますからできれば事前に処分をしておきたいところです。

また、普段であれば不要だと思っていても面倒だと思って処分できずにそのままになってしまうというケースも多いのですが、引越しのタイミングとなれば荷物の整理をしなければなりませんから不要なものはどんどん処分をしていく必要があるので、気分的な面でも不要なものを処分するタイミングとしては適しています。


しかし、問題となるのが不要なものがたくさん出てきてしまいすぎて処分をするにも困ってしまうという場合です。

ゴミ袋に詰めてゴミ捨て場に持っていけばいいだけのようなものであれば、ゴミ捨て場と何往復してでも処分をすることは難しいものではありませんが、一人の力では運び出すことが難しいような粗大ごみであったり、一人で持ち運ぶことができるものであっても重量物で何度も持ち運ぶのは大変というものが多いと問題になってきます。

大型の不要物は運び出す際に建物を傷つけてしまう恐れがありますし、重量物は腰などの体を痛めてしまうおそれもあります。

そこで、そのようなときに便利なのが不用品回収業者を利用するというもので、業者が不用品の搬出を行ってくれるので余計な心配をすることがなくなります。

プロが慎重に不用なものを運びだしてくれますから、建物に傷がついたりする心配が不要となりますし重たい荷物を搬出する心配も不要なので体を痛めてしまうということもありません。

不用品回収業者を利用する場合には、電話かメールで申し込み、見積もり日程を確認してすぐに利用をすることができるので引っ越しの準備をしていてドタバタしているようなときであっても、迅速に回収をしてもらうことができるので便利です。


不用品回収業者を利用する場合、費用が発生してしまうという問題はありますが回収してもらうものによっては無料で引き取ってもらうことができたり、あるいは価値のあるものであれば買取をしてもらうことができるケースなどあるので業者をよく選んで不用品回収をしてもらえば最低限の費用で要らないものをまとめて処分をすることができるため引越しの時には有効活用してみましょう。

掃除で運気が上がる?

皆様、風水について、お調べしたことや、風水に関する助言を受けたことはありますか?
一種の占いのようなものですが、近年では本の出版、メディアで取り上げられるといった機会が増え、たいへん人気のある分野となっています。
風水とは中国の漢の時代から伝わる環境学のことですが、世の中にはすべて流れがあり、目に見えない気の流れというものも存在するというものです。

家の中でいうと、掃除が行き届いているキレイな環境にはいい気の流れがあると考えられています。
ですから、部屋を綺麗に保つことは風水的にとても良いことで、心地良い空間が生まれることになります。

逆にものが雑多な状態であって、歩くスペースがないであったりするようでは、気の流れが阻害されてしまって、気が滞った状態になっているのです。
心地良さも感じにくく、散らかっているというのはあまりいいことではなさそうですよね。
お掃除が全体的な運の上昇に繋がるので、常によい気をいれるように掃除をするのが好ましいのではないでしょうか。

とくに玄関というのは良い気がはいってくる場所ですから、玄関を整えておくことが必要で、風水にまつわる書籍でもよく紹介されています。
さらにはクリスタルなどの浄化させる天然石をおいておいたり、ものの配置にも気を使ったほうがいいです。
ただ、ものをおくというよりは、いつもすっきりさせておくことが、掃除のしやすさを考えた上でも効率的になります。

そして、水回りは特に気をつかうべきでしょう。
水回りが汚いことによる運気の減少はよく耳にするのではないでしょうか。
キッチン、トイレ、洗面所などはすぐに汚くなってしまうのでこまめにお掃除するようにしましょう。

自分ではよくわからないという人は、風水に詳しい人に話を聞いてみたり、書籍で調べてみるといいでしょう。
風水的にもキレイにしておくのは運気の上昇を促すと考えられていますが、何よりキレイにしていることで生活する上での心の安らぎが得られますから、物事をプラスの方向へ導いていけるのかもしれません。

物件を売る前にはハウスクリーニングを!

不動産として売却に出したり貸し出したりする場合に、ハウスクリーニングをするケースは増えており、一般的な動きとなりつつあります。


物件を売りに出してすぐ売却が決まるケースの多くは第一印象で決まることがとても多く、水回りなどは特に気になる人が多いため、そうしたところがきれいかどうか、ベランダや窓ガラスはきれいかどうかなどを注目して見られていくことになります。


もちろん、普段から整理整頓を心がけ、きれいに使っていけばいいのですが、自分にしてみれば完璧であっても、人が見ればそこまで完璧ではない、むしろ見逃している部分が多いということも十分に考えられます。


そのため、次の入居者が入る前にハウスクリーニングを行うことで完璧にきれいにし、第一印象を良くさせることが大事です。


ハウスクリーニングが行われるだけで印象が大きく変化することが言われていますが、売却値段にもこうしたものは関わってきます。


何もせず、そのままの姿を見せた結果、部屋が全体に汚いからこの部分を何とかしてくれれば購入してもいいという値切られ方をされてしまい、結果として売却価格がその分減らされるというケースも出てきています。


購入してくれるならまだよく、部屋の汚さを理由にここはいいやとばかりに敬遠されるということも十分考えられます。
売れなければ何の意味もないため、売却が早期に成立するためにもハウスクリーニングで掃除を徹底してやってもらうことが重要となります。


家の購入のイニシアチブを握るのは奥さんであることが多く、主婦の目線から厳しくチェックされることになります。


中古ということもあり、最初から汚いところを使うのは印象が悪いのも事実で、この部分を指摘されてしまっては元も子もありません。
逆にいえば、最初から指摘されることはわかっており、ここを重点的に掃除する、常日頃からきれいにしておくことで十分対応できます。


リフォームを行う場合、コンロの交換や壁紙の張り替えなどで査定額や売却額がアップすることはあるものの、ハウスクリーニングをしたから売却額がアップするということは少なく、どちらかといえばマイナス査定にならないようにすること、できるだけ早く売却できるようにすることなどの効果が見られます。


中古車を売る場合でも、査定に出す前に洗車を行い、きれいな状態で業者に持っていく人が多くいますが、物件を売る前にハウスクリーニングを利用することはこれと変わらず、印象をよくするためにも大切なのです。